IPFを知る

日常生活で気を付けることは?

日常生活では、次のようなことに気を付けて、体調管理を心がけましょう。

うがいや手洗い、予防接種などを行って、風邪やインフルエンザにかからないように予防しましょう。

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タバコは肺に悪いだけでなく、心臓病などにかかりやすくなります。心臓病などを合併した患者さんでは、おくすりの使用が制限されることがありますので、タバコは必ずやめてください。

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心やからだの負担にならないよう、なるべくストレスのかからない、ゆったりとした生活を心がけましょう。

定期的な通院を欠かさないようにしましょう。また、いつもより息切れが強い、咳が多い、熱があるなど、体調の変化に気付いたときには、次の診察を待たずに、すぐに主治医や看護師、薬剤師に相談しましょう。

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おくすりの服用は自己判断で中止したりせずに、主治医や薬剤師の指示に従って、きちんと継続しましょう。

こんな体調の変化にご注意

下記のような症状が認められる場合は、すぐに主治医や看護師、薬剤師に知らせてください。患者さんご自身は「病院に行くほどでもない」と思っても、症状が急激に悪化することがあるため、次の診察を待たずに、受診しましょう。

呼吸 息切れや呼吸困難をいつもより強く感じる、安静時でも息苦しさを感じる
咳・痰[たん] 咳がいつもより頻繁に出る、色のついた痰が出る
くちびる・爪 くちびるや爪が紫になる
胸に痛みや圧迫感がある
脈拍数 動悸がする、安静時でも脈拍数が多い
体温 熱がある
脱力感 いつもより脱力感がある
むくみ 下半身がいつもよりむくむ
尿量 おしっこの量が急に減る
体重 体重が急激に増える(1~2日で2~3kgの増加)

IPF(特発性肺線維症)の治療法は?

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