オフェブによる治療について
オフェブによる治療にあたって
オフェブによる治療について
オフェブによる治療にあたって
オフェブによる治療の対象となる患者さん
オフェブは、特発性肺線維症(IPF:Idiopathic Pulmonary Fibrosis)*と診断された患者さんに対して、処方されるおくすりです。
*IPFとは、原因は特定できませんが、肺が厚く、硬くなる線維化がおこる病気です。
「Idiopathic= 特発性(原因が特定できない)」
「Pulmonary= 肺の」
「Fibrosis= 線維症」
オフェブによる治療を受けることができない患者さん
次のような患者さんは、オフェブによる治療を受けることができません。
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
- 過去にこのおくすりに含まれる成分で過敏症(アレルギー)をおこしたことがある方
オフェブによる治療を安全に行うために
オフェブによる治療は、医師が有効性と安全性を考慮し、慎重に判断したうえで開始されますが、次のようなことに心あたりがある方は、医師に伝えてください。
- 肝臓の機能に障害がある方
- 過去に心筋梗塞[しんきんこうそく]や脳卒中[のうそっちゅう]、深部静脈血栓症[しんぶじょうみゃくけっせんしょう]や肺塞栓症[はいそくせんしょう]を発症したことがある方
- 出血しやすい方、家族に出血しやすい人がいる方、また、心筋梗塞や脳卒中を予防するためのおくすり(抗凝固剤、抗血小板剤など)を服用している方
- 最近手術をした、もしくは手術の予定がある方
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2023年10月作成