間質性肺疾患を知る
どんな治療法があるの?
治療の⽬標
呼吸機能の低下を抑えて、病気の進⾏を遅らせることを⽬標に治療を⾏います。
肺がだんだんと硬くなる線維化のスピードは、患者さんそれぞれで異なります。病気が徐々に進む場合や、急速に進んで呼吸機能が低下する場合もあります。肺の線維化が進むと、呼吸機能を以前のように回復させることは難しくなってしまいます。そのため、肺の線維化を抑えてできるだけ呼吸機能を保ち、病気の進⾏を遅らせることを⽬標に治療を⾏います。
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おくすりによる治療
間質性肺疾患やその原因となる病気の治療では、肺の炎症や障害を抑える、あるいは肺がだんだんと硬くなって呼吸機能が低下していくことを抑制するために、さまざまな薬物療法が行われます。
その他の治療
症状をやわらげる治療と悪化の予防
呼吸機能の低下が進行した患者さんに対しては、症状をやわらげる目的で、在宅酸素療法が行われることがあります。
肺移植
病気が進んでしまい、ほかに有効な治療法がなく、特定の条件を満たした場合には肺移植が検討されることもあります。
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2023年10月作成
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